www.isc.meiji.ac.jp 階層を発達させつつあった社会 政治的指導者と宗教的職能者 土偶と女神信仰 「殺された女神」仮説 容器のデザイン 他界と交流する技法 再生への信仰? 配石の世界観 階層を発達させつつあった社会 縄文文化は西暦紀元前1400年~紀元前10…
茶道は日本の伝統文化の代表のように語られるが、その歴史は意外に浅い。大麻(Cannabis sativa)が縄文土器の縄目模様と同じだけの歴史を持っている可能性に比べると、今でこそ日常「茶飯」事になっている茶や米が日本列島に渡来した歴史は、はるかに新しい…
授業で扱ったような変性意識体験、たとえば臨死体験や明晰夢や、あるいはVR体験などを2個挙げ、それぞれの体験・現象の概略を記述し、そのメカニズムや意味を論理的に解釈してください。体験・現象の内容と解釈は混ぜて書かずに別個に記述してください。ま…
「身体と意識」の最後の授業の概要です。まずは「仮想現実と心物問題」を読んでください。私もこの分野に関心を持ち始めたのは最近で、この記事もまだあまりまとまっていないのですが、以下は先週の講義ノートの繰り返しです。まずは「目の前に見えている世…
最終回です。公式のシラバスとは進行がすこし変わってしまいましたが、全体をまとめたいと思います。最初は、生物の進化、人類の進化というお話をしました。自然人類学の基本は、人類進化の研究です。それから、親族と婚姻、これは社会人類学の基本テーマで…
先週の講義ノートをもう一度貼り付けておきます。hirukawa.hateblo.jp先週は古代インド哲学という、おそらくあまり馴染みのない分野を扱いまして、すこしわかりづらかったかもしれません。日本は仏教という形でインドからの哲学を輸入したのですが、それと明…
来週が最終回で、今回は最後から二回目です。まずは、前回の授業のノートを貼り付けておきます。hirukawa.hateblo.jp入れ子が二重になってしまいましたが、前々回、前回と、あまりコメントが出てきませんでしたし、前回以前の授業を振り返りましょう。掲示板…
資料サイト 研究室の蔵書 資料サイト ドゥルーズの著作とその邦訳については、ドゥルーズ(Wikipedia)のほか、以下のサイトにも詳しくまとめられている。 「ドゥルーズの著作リスト」 研究室の蔵書 日本語に訳出されている著作のうち、河出文庫に収録されて…
hirukawa.hateblo.jp 承前。 1923年に書き始められ1927年に絶筆となった芥川龍之介の『侏儒の言葉』には「理性のわたしに教えたものは畢竟理性の無力だつた」[*1]。と遺されている。「理性の無力」とはつまり〈自我〉にたいする〈自我〉の敗北であり[*2]、宮…
提示された三問から、二問を選択し、それぞれ、解答用紙一枚(裏表二面)を超えない範囲で解答してください。いずれも単純な答えの出ない問いかけです。どのような仮説・学説を用いても、どのような結論になってもかまいませんが、議論が、既存の知見をふま…
資料サイト 研究室の蔵書 主要な著作 論考集 その他 資料サイト フーコーの著作とその邦訳については、以下のサイトに詳しくまとめられている。 立岩真也「Foucault, Michel ミシェル・フーコー」 「ミシェル・フーコー」『ameqlist 翻訳作品集成(Japanese T…
先週は会議の前後に掲示板を見ていたのですが、意外にコメントが出てきませんでしたね。もう一度、先週の講義ノートを貼り付けます。hirukawa.hateblo.jpただし、もうそろそろ縄文時代の日本は離れて、南洋へ、ミクロネシアに行きましょう。この授業でお話し…
「タイでの一時出家」の記事は、だいぶ長い話でしたが、この身体と意識の授業も、そろそろ全体をまとめていきます。なぜ出家するのか、瞑想すると何がいいのか、ということなのですが、日本だと、精神を鍛えるというイメージでしょうか。お寺で修行をすると…
前回は、意識状態を変化させるための身体技法としての瞑想ということで「タイでの一時出家」という資料にリンクを張りましたが、その件での議論があまりありませんでしたね。記事が長すぎて内容が多すぎたかもしれませんから、今回もこの資料の続きにします…
原始美術の話を続けてきましたが、さて、昔の日本ではどうだったかというと、まあ人類学がいう昔というのは、何千年も何万年も前ですが、やはり縄文時代の土器や土偶です。縄文文化は世界に先駆けて土器を発明した文化だと言われていますが、この土器の文化…
この記事には医療・医学に関する記述が数多く含まれていますが、その正確性は保証されていません[*1]。検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。この記事の内容の信頼性について検証が求められています。確認のための文献や情報源をご…
DMTやサイケデリックスといった話を微妙に迂回しながら話を進めてきましたが、あまり身近にない薬物ですし、危険なドラッグだとか薬物だとか、そういう偏見が強いですから、なかなか難しいです。しかし、じつはDMTという物質は、非常に身近でありまして、人…
今回、つまり12月14日なのですが、ちょうど15時から16時まで、外せない会議に行かなければなりません。通常の授業ですと、休講で補講となるのですが、掲示板となりますと、オープンした掲示板は1週間以上書き込めますし、別に日時を決めて補講をするほどでは…
さて前回は、インドネシアのバリ島における象徴的な二元論、双分法という話題でした、これが唐突でわかりにくいということであれば「文明社会の神話的思考」という角度から考えてみれば、わかりやすいだろうか、ということです。どうやらヒトの脳はデジタル…
「精神展開薬」について議論できればと思いつつ、後回しになって、毎週のスケジュールが前後しています。日本や西洋には、こういう薬物や薬草を使う文化的伝統もありませんし、なかなか身近にない薬物ですから、当然、使ったことがない人も多いわけでして、…
先週は疲れていて講義ノートを書きかけで眠ってしまいましたが、リンク先の記事「臨死体験」はかなり分量があったので、今週もこれを資料にしようと思います。この記事で、全身麻酔の体験談を引用させていただいた作家で僧侶の故・瀬戸内寂聴尼の訃報を受け…
前回は「象徴としての世界 −バリ島民の儀礼と世界観− (改訂版)」の前半部分を議論するということでした。この文章は長いので、今回は後半についての議論ということにしたいと思います。「儀礼の象徴性」よりも下の部分です。これだけでもたっぷりの分量で…
大学内外、公私にわたり多忙にて、かなり疲れてしまい、夕刻のゼミの後は、ずっと寝込んでいました。目覚めると四時。そして情念と解脱の女流作家、瀬戸内晴美→瀬戸内寂聴が99歳で遷化されたという知らせを受けました。5年前、寂聴尼が全身麻酔を受けて臨死…
人類学の授業も、自然人類学から文化人類学へと話題を移していきます。自然の一部、動物としての人間という側面から、文化を持ち、文化の中で生きる人間という側面へ、という議論です。わかりやすい例としては、生物としての生殖と、文化的な仕組みとしての…
最初からお断りしておきますが、今回はパソコンの音声入力を使ってしゃべったことを文字に起こしています。ですからかなり文章がおかしいのですがそういうことです。いま文字に起こしたものにもう一回手を加えてみましたが、ひらがなにしたほうがいいのが漢…
今回の授業ですが、有性生殖、動物の群れ、人間の婚姻と親族、といったテーマをもうすこし詳しく扱いたいと思います。私の著書である『性・死・快楽の起源』をテキスト化したもののうち「『不倫』はなぜ禁止されるのか」という章をアップしました。これだけ…
先週は京都での事件のことを長々と話しすぎまして、本題が後回しになっていましたが、脳の構造と機能、向精神薬の作用、といったお話しをしていきたいと思います。向精神薬、薬物だとかドラッグだとかいうと、どうも興味本位な話になりがちなのですが、向精…
この記事には医療・医学に関する記述が含まれていますが、その正確性は保証されていません[*1]。検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。この記事の内容の信頼性について検証が求められています。確認のための文献や情報源をご存じの…
脳の構造 分析ゼミの募集 今後の展望 10月19日、火曜日の授業ですが、たまたま大事な会議の予定と重なってしまいました。例年ですと、やむを得ず休講、とせざるをえないところですが、ここはオンラインの良さを活かしたいところです。研究室でコスプレをして…
この記事には医療・医学に関する記述が数多く含まれていますが、その正確性は保証されていません[*1]。検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。この記事の内容の信頼性について検証が求められています。確認のための文献や情報源をご…