インド哲学・仏教学

仏教の戒律

初期仏教における戒と律 「酒」と「薬」の間 初期仏教における戒と律 仏教における戒律は、戒(sIla:行為の規則)と律(vinaya:教団の規則)からなる。初期仏教の経典の中で、もっとも重要視される『ダンマパダ』の第18章は、死を目前にした人が閻魔王に向…

【資料】青木保『タイの僧院にて』

人類学者である青木保氏じしんがタイで出家した「参与観察」の記録『タイの僧院にて』。還俗したときの経文がパーリ語で記されている。私がかつてチェンマイで出家・還俗したときには(→「タイでの一時出家」を参照のこと)、パーリ語とタイ語訳とを交互に唱…

サンスクリットとデーヴァナーガリー文字

梵英辞典 梵和辞典 デーヴァナーガリー文字 参考リンク その他のインド系文字 梵英辞典 梵英辞典としては、Monier-WilliamsのA Sanskrit English Dictionaryが一般的だが、オンライン辞書「Monier-Williams Sanskrit-English Dictionary, 1899(外部サイト)…

【資料】仏教経典

概説 大蔵経 上座部仏教経典 パーリ三蔵 律蔵 経蔵 論蔵 日常読誦経典 大乗仏教経典 密教経典 概説 仏教経典はキリスト教の『聖書』やイスラームの『クルアーン』のように整理されておらず、おそらく長い時代に書きためられた文献が非常に大量にある。書かれ…

タイでの一時出家

アジアの近代化と仏教原理主義 タイの一時僧制度 宗教とルサンチマン 自己の消滅あるいは魔境 アジアの近代化と仏教原理主義 タイでは、仏教が国家的に信仰されている。このタイ仏教は、系統的には、初期仏教の流れをくむテーラヴァーダ仏教(上座部仏教)で…