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蛭川研究室ブログの構成

蛭川研究室ブログは旧館から、こちらの新館に移動しました。蛭川研究室ブログの新館は、このブログ自体と、以下の4個のブログの、合計5個の部屋に分かれています。

資料集 授業や研究発表のための資料集 公開
授業情報 明治大学での授業の時間割と内容 限定
著作アーカイブ 蛭川の著作のデジタルアーカイブ 限定
断片的覚書 その他の断片的なコンテンツ 限定

「授業情報」と過去の「著作アーカイブ」については、著作権上の問題もあり、パスワードをかけています。

「断片的覚書」も、内容が私的であり学術的な信頼性にも欠くので、これも一般公開はしていません。

学術的な公共性がある記事は「資料集」にアップし、パスワードをかけずに公開しています。このブログ自体も一般公開しています。

連絡先

〒101-8301
東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学研究棟 221号室

お問い合わせは、以下のアドレスに電子メールでお送りいただくのが、もっとも確実です。
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連絡先・アクセスの詳細はこちらをご覧ください。

「なぞなぞ認証」について

いくつかのページには、はてなブログ特有の「なぞなぞ認証」という、軽いパスワードをかけています。

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上記のような画面が表示される場合には、指示に従ってパスワードを入力してください。パスワードをお忘れの場合は、お手数ですが想起していただくか、上記メールアドレスまでお問い合わせください。詳細は「『なぞなぞ認証』について」をご覧ください。



CE2019/02/25 JST 作成
CE2021/05/002 JST 最終更新
蛭川立

「不思議現象の心理学」2020/05/07 講義ノート

講義ノートというよりは、ディスカッション掲示板に参加するにあたって「これを読んでください」という、教材ページへのリンク集である。

先週は、心霊研究から超心理学へ、という歴史を振り返った。大まかな流れは、以下のようになる。

  • 肉体の死後も霊魂が残ることは、キリスト教が保障していた

ー肉体の死後も霊魂が残ることを、キリスト教が保障してくれなくなった
ー肉体の死後も霊魂が残ることを、科学で証明しよう
ー肉体の死後も霊魂が残るような現象があるが、それは生きている人間の超常的能力(ESPやテレパシー)で説明できる?
ーESPやテレパシーは存在するのか?

このように、研究テーマが変わってきた。

以前に書いた『彼岸の時間』の一章である、「転生するのは誰か −「霊魂の死後存続」をめぐる論争−」の前半を見ていただければ、学説史の流れはわかるだろう。

その後の実験的研究の流れは「ESPの実験的研究」にざっとまとめておいたが、実験の手続きや計算方法など、詳しいことは次週に解説する。



CE2021/05/06 JST 作成
CE2021/05/07 JST 最終更新
蛭川立

向精神薬の呼称

向精神薬の呼称は、他の薬剤に比べて混乱している。

第一に、薬物が神経細胞という物質にはたらきかけると同時に、服用した当事者は個々、主観的な精神的体験を引き起こすからである。

また、嗜好品として用いられたり、法的に規制されたりする場合、文化的な価値づけが強くなされるからである。

さらに、これは他の薬剤でも同じだが、国際的な基準として英語で記述されたものを、日本語に翻訳する場合、複数の訳語が派生してしまう。また、和訳の場合、意味を漢字に置きかえる場合と、読みをそのままカタカナに置きかえる場合の両方がありうる。さらに、元がギリシア語やラテン語である場合、そのまま発音した場合と、英語訛りで発音した場合の両方の音訳がありうる。

精神疾患の治療に用いられる薬物は「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」のように、化学的な特性によって呼ばれる場合と、「抗うつ薬」のように、精神疾患という、改善されるべき主観的な経験によって呼ばれる場合の両方がありうる。

前者に統一するほうが「科学的」だとはいえるが、それは現状では難しい。精神疾患などの主観的な体験や、向精神薬がそれをどう変化させるのかというメカニズムが不明であることが多いからである。うつ病シナプスにおけるセロトニンの不足によって起こる、という仮説も、まだ確認された定説にはなっていない。

「麻薬」とオピオイド鎮痛薬

向精神薬の呼称の中で、もっとも意味が混乱しているのが「麻薬」である。これは、第一に、「麻薬及び向精神薬取締法」という法律が定める薬物のことであるが、向精神薬の下位概念であるはずの麻薬が、向精神薬と併記されている。

日本の法律では、規制の対象となっている向精神薬が「麻薬及び向精神薬」「覚醒剤」「大麻」「あへん」という分類になっており、「あへん」は「麻薬」には含まれていない。これは、法律が制定された歴史的背景によるもので、その分類には薬理学的一貫性がない。

同時に、社会的に使用される俗語のレベルでは、法的に規制されている、ないしは社会的規範に反しているとみなされる向精神薬は、すべて「麻薬」と呼ばれることもある。

医学的にいう「麻薬」は、「麻薬性鎮痛薬」のことである。さらにややこしいのは、この「麻薬」という言葉の中に「麻」という言葉が入っていることである。これは、かつて中医学大麻が鎮痛薬として使われていたことに由来するらしい。

こうした混乱を避けるためには、物質名を使って「オピオイド鎮痛薬」とするのが良いだろう。ただし、ここにも「オピオイド」という物質名と「鎮痛」という主観的体験の両方が含まれている。

刺激薬・興奮剤

中枢神経系を活性化させる薬物一般を英語では「stimulant」または「psychostimulant」という。これは「刺激薬」「興奮剤」、あるいは「精神刺激薬」と訳される。これには、アンフェタミン類(覚醒剤)、コカイン、カフェイン、ニコチン、メチルフェニデートなどが含まれる。

「精神」の代わりに、より物質的客観的な意味合いを込めて、中枢[神経]刺激薬という語も用いられる。

ADHDの治療に使われるアトモキセチンはメチルフェニデートと違い、ドーパミン再取り込み阻害作用を持たないので、非中枢刺激薬と呼ばれる。アトモキセチンを精神刺激薬に含めるかどうかについては議論があるが、もし含めるとすれば精神刺激薬であってかつ中枢[神経]刺激薬ではないことになり、精神刺激薬と中枢[神経]刺激薬は異なるカテゴリーになる。

精神展開薬

精神展開薬は「psychedelics」の和訳である。「psychedelic」という英語は、ギリシア語のpsychē(ψυχή:心、精神)とdēloun(δηλοῦν:顕現、可視化)からの合成語である。

「psychedelics」はまた、精神拡張薬、あるいは片仮名で「サイケデリックス」とも訳される。

サイケデリック」という言葉自体は中立的だが、このカタカナ語は、1960年代〜1970年代のカウンターカルチャーと結びついた、文化依存的なニュアンスを持つ。また「サイケ」は「心」という意味ではなく、極彩色の幻覚、といった意味で使われる。

かつてLSDなどの精神展開薬が統合失調症の陽性症状に似た体験を引き起こすことから、精神異常発現薬(psychotomimetic drug)と呼ばれ、統合失調症の症状の解明に役立つと考えられたことがあったが、むしろメタンフェタミンが引き起こす覚醒剤精神病などの精神刺激薬精神病のほうが統合失調症の陽性症状と似ており、いずれもドーパミンの過剰から起こることが明らかになり、精神展開薬を精神異常発現薬と呼ぶことはなくなった。

精神展開薬と同じ物質群を示すものとして、幻覚剤(hallucinogen)という用語もある。ただし、精神医学で「幻覚」というと、統合失調症などの症状としてあらわれてくる悪口などの幻聴というニュアンスがあるが、上記で議論したとおり、精神刺激薬精神病(とくに覚醒剤精神病)に伴う幻覚のほうが、統合失調症の幻覚と共通していることが明らかになったため、幻覚剤という用語は紛らわしくなってしまった。

精神展開薬にも幻覚作用はあるが、どちらかといえば視覚が優位であり、不快なものから崇高なものまで、多様である。LSDやDMTなどの典型的な精神展開薬はインドール核を持っており、こうした幻視はセロトニンの過剰と関係していると考えらえる。

また「entheogen」という語も用いられる。これは、顕神薬、または音訳でエンテオゲン、エンセオジェンと訳される。「神」という宗教的概念が含まれるので、文化的な意味はあるが、しかし、医学的には中立ではない。

共感薬

なお、精神展開薬の一部には、MDMAのような、共感作用を持つ物質がある。これについては、enpathogen、entactogenという用語が使われることがある。Enpathogenとは、苦しみ(パトス:pathos)を共有するという意味を持つが、pathogenという言葉には、病原菌という意味もあるので、避けたほうがよいという考えもある。日本語での定訳はなく、エンパトゲン、エンタクトゲンと片仮名で使われることもあるが、強いて訳せば「共感薬」となるだろう。

MDMAのような物質は、間接的にオキシトシンの分泌を促すことによって共感作用を引き起こすという機序が考えられている。それゆえ、オキシトシンも共感薬に分類することもできる。GABAの受容体に作用するエチルアルコールバルビツール酸ベンゾジアゼピン、あるいはカヴァラクトンも、似たような作用を引き起こす。

「薬」と「剤」

なお「薬」と「剤」の両方が使われる場合があるが、どちらも同じような意味である。「薬」は、どちらかといえば物質そのもの、「剤」は「錠剤」や「散剤」のように、薬剤の形態を指すことが多いので、物質の総称としては「薬」を使うという原則にするのがよいだろう[*1]



CE2019/02/24 JST 作成
CE2021/04/28 JST 最終更新
蛭川立

「記述の自己評価」について

必要におうじて、記事の完成度、信頼度を自己評価しています。

★★★★★
学術論文レベル。過去の先行研究を踏まえた、学術的でオリジナリティのある議論。
 
★★★★☆
一般向けの著書として出版しているレベル。専門家によるチェックを受けておらず、学術的な根拠や、考察の論理的な展開が不足しているところがある。
 
★★★☆☆
思うところを書きつらねたエッセイ。学術的には不完全で信頼性はあまり高くない。
 
★★☆☆☆
草稿。内容としても文章としても未完成。あるいは既存の研究の単なる引用。この場合、引用されている既存の研究自体の信頼性が低いわけではないので、かならずしも資料として不十分なわけではない。
 
★☆☆☆☆
たんなる覚え書き。

あくまでも「自己評価」です。自分の書いたものの正しさを自分で評価することなどできません。しかし逆に、どのていど「手を抜いた」のかは、自分でもわかりますから、その自己申告です。

大学での講義資料としても使っていますが、不足しているところは口頭で補います。必ずしも学術的な厳密さがあるわけではありませんが、ただし、引用している資料は、できるだけ信頼できるものを選んでいるつもりです。

過去に公表した文章を再録しているものについては、原文のままアップしています。必要に応じて、文末に「解題」をつけ加えています。

内容が不完全であるがゆえに、誤りの指摘や疑問点などのコメントを歓迎します。コメント欄に書き込んでもらっても良いですし、電子メールでお送りいただいても結構です。

総じてブログなどネット上にアップされている文章の大半は、個人的に思うところを書き綴ったエッセイのようなものです。学術論文のような査読を経ておらず、著書のように編集者のチェックも受けていないものが大半です。しかし、そうしたプロセスを経て公表された文章よりも、著者の率直な本音が表現されているという面白味もあります。また、ブログのコメントなど、読者からのフィードバックを受けながら動的に書き換えられ続けるところが、Web(2.0)情報の特徴(特長)だともいえます。



CE2016/05/12 JST 作成
CE2021/04/28 JST 最終更新
蛭川立

「人類学A」2021/04/27 講義ノート

hirukawa.hateblo.jp
承前。

先週は脳神経系の構造についての話だったが、向精神薬のはたらきを理解するだけなら、じつは、脳の構造についての知識はあまり必要ではなく、もっぱらシナプスとレセプターの話で事足りてしまう。むしろ、レセプターのタンパク質をコードする遺伝子といった、より分子生物学的な、ミクロな方向に向かっているのが、現在の神経科学のパラダイムでもある。

講義ノートとはいっても、蛭川が口語で話をするのは、リアルタイムディスカッション掲示板上であって、講義ノートと題しているが、むしろ、このページのコンテンツを読んでほしい、という、リンク集である。

神経伝達物質

神経伝達物質と向精神薬
(とくに引用した動画が、神経伝達についてのわかりやすい説明になっている。)

向精神薬

向精神薬の分類 ー民俗分類と医学的分類ー
向精神薬の呼称
精神展開薬(サイケデリックス)
共感薬(エンタクトゲン)
覚書:大麻の文化についてのメモ

次回、来週は休みで、再来週は、向精神薬の分類を踏まえた上で、それが世界各地の文化の中で、どのように使用されてきたかという、文化人類学的な話題に入っていく。

(授業時間までに、多少、加筆修正します。)

睡眠薬の科学史と作用機序

この記事には医療・医学に関する記述が数多く含まれていますが、その正確性は保証されていません[*1]。検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。この記事の内容の信頼性について検証が求められています。確認のための文献や情報源をご存じの方はご提示ください。

睡眠薬の歴史

睡眠薬は、エチルアルコールバルビツール酸系ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系と進化してきたが、作用機序としてはいずれも抑制性ニューロンであるGABA受容体に作用して間接的に覚醒水準を下げるものであった。


睡眠薬開発の歴史[*2]

エチルアルコールバルビツール酸は、身体毒性と依存性が強いことから、現在では、睡眠薬としては、ほとんど使われなくなった。睡眠薬を大量に飲んで自殺する、といった悪いイメージは、バルビツール酸の濫用によって起こったものである。また、晩酌など、睡眠薬として酒を飲む習慣があるが、心身の健康のためには、むしろ良くない使いかたである。

ベンゾジアゼピン革命

ベンゾジアゼピンが発明されたのは1950年代であり、その後、睡眠薬としての効能が発見された。薬品の開発は、しばしばセレンディピティによって進む(→「向精神薬の開発史とセレンディピティ」)。その後。ニトラゼパムなどが実用化されることで「ベンゾジアゼピン革命」が起こったのが、1960年代である。

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超短時間型睡眠導入剤として一世を風靡した、ファイザーの「ハルシオン」は、日本では眠りのシンボルであるカワセミがイメージキャラクターとして導入された。睡眠薬ノベルティグッズにおける、ゆるキャラのさきがけでもある。

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ベンゾジアゼピン時代の最後を飾った、吉富の「ドラール」のキャラクター「ドルネズミ」は、ヤマネである。

ベンゾジアゼピンは、過量服薬によっても致命的にならないという特長を持っていたが、いっぽうで、依存性と離脱症状があることは問題である。日本では漫然と処方されがちだが、欧米のほうが扱いが厳しい。依存からの回復には、マニュアルに従った慎重なプロセスが必要になる[*3]

また、エチルアルコールと同様の「酔い」(奇異反応)によって、攻撃性などの異常行動が起こることもある。

ベンゾジアゼピンの時代

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GABA受容体のうち、催眠作用のあるω1受容体に選択的に作用し、抗不安作用・筋弛緩作用のあるω2受容体には作用しない、非ベンゾジアゼピン系の薬物が普及したのは、2000年代以降である。

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「Z drugs」の作用機序[*4]

クマのキャラクターとともに売り出されたゾピクロン(アモバン)は、翌日まで残る苦味のせいで、早々に撤退したが、その異性体であるエスゾピクロン(ルネスタ)は、苦味という副作用を低減させることに成功した。また、ゾルピデムマイスリー)は、超短時間型睡眠導入剤として、ハルシオンにとって代わった。しかし、副作用としての「酔い」は残った。

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エーザイ『ルネスタ』(エスゾピクロン)の広告[*5]


睡眠薬の作用機序[*6]

近年開発されたスボレキサントはオレキシン受容体阻害薬であり、概日リズム調整系に直接作用する。オレキシンの不足がナルコレプシーを引き起こすと考えられているが、そのような状態を人為的に作り出す薬だともいえる。REM睡眠を増加させる作用があり、ベルソムラ(美しい眠り)という商品名とは裏腹に、副作用として生々しい悪夢に苦しめられることがあったが、しばらく使用していると、あまり悪夢は見なくなった。服用すると夢見が活発になるので、夢の記録をするのが面白い。


ベルソムラの広告[*7]

概日リズムからのアプローチ

また、睡眠のリズムを補正するために、メラトニンサプリメントとして毎日同じ時間に服用するという方法があるが、日本では認められていない。その代わりに開発された、より強力なメラトニン受容体作動薬がラメルテオン(ロゼレム)である。

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ラメルテオンの作用機序[*8]

毎晩、寝るのよりも早めの時間に服用する。飲みはじめの数日間は服用直後に眠気を感じることがあるが、徐々に消えていく。ほんとうに効いているのかどうかを直接体感するのが難しい薬でもある。

武田薬品で開発されたラメルテオンは、ロゼレムという商品名で発売された。脳を眠らせる薬ではないから、過量服薬による危険性もないし、GABAとも関係しないので、依存性や離脱症状も少ない、さまざまな面で安全性の高い薬である。ただし、SSRIであるフルボキサミンとは特殊な相互作用を起こすことが発見され[*9]、赤枠で併用禁忌とされている[*10]うつ病睡眠障害を伴うのが一般的なので、これには厳重な注意が必要である。

個人的には、ロゼレムは二度試して、二度とも効果がなかった。それよりも、早寝早起きの生活習慣を身につけるほうが、簡単で、有効だった。

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その後、2020年には、ノベルファーマがメラトニンを「メラトベル」という製品名で、神経発達症の小児に対して処方可能にした。しかし2019年には、ゆるキャラ大国である日本でもノベルティグッズの取引は禁止された。

https://melatobel.nobelpark.jp/assets/img/logo_melatobel.png
メラトベル 製品情報サイト|ノーベルファーマ



各種睡眠薬の作用機序については「知っておきたい睡眠薬の知識」(日本医事新報社)に一覧表が載っており、参考になる。

記述の自己評価 ★★★☆☆
(どちらかというと個人的な体験談で、学術的な正確さを欠いている部分があり、医学的な資料としては参考程度。)
CE2018/07/29 JST 作成
CE2021/04/24 JST 最終更新
蛭川立

*1:免責事項にかんしては「Wikipedia:医療に関する免責事項」に準じています。

*2:井上雄一 (2017).「睡眠薬開発の現状と今後の展望」伊藤洋, 小曽根基裕(編)『睡眠障害診療29のエッセンス』医歯薬出版, 93-98.

*3:ベンゾジアゼピンの減薬方法 - 全国ベンゾジアゼピン薬害連絡協議会 」には、ヘザー・アシュトンや松本俊彦による減薬マニュアルが紹介されている。

*4:深井良祐 (2006-2019).「ルネスタ(エスゾピクロン)の作用機序:睡眠薬」『役に立つ薬の情報~専門薬学』(2021/04/28 JST 最終閲覧)

*5:ルネスタトピックス」(ツキノワグマの「ツキノワくん」は胡蝶之夢の荘子のようにもみえる。もともとルネスタアメリカで開発されたときには魂の象徴である翡翠色の蝶がシンボルだったのだが、日本市場にたいしては、ゆるキャラが考案された。なお実際のツキノワグマは夜行性で、冬に気温が下がる場所では冬眠する。

*6:井上雄一 (2017).「睡眠薬開発の現状と今後の展望」伊藤洋, 小曽根基裕(編)『睡眠障害診療29のエッセンス』医歯薬出版, 93-98.

*7:モデルは田村(旧姓西村)香那。パキシルの広告に木村多江が起用されたような、積極的な意味合いはなさそうである。

*8:深井良祐 (2006-2019).「ロゼレム(ラメルテオン)の作用機序」『役に立つ薬の情報ー専門薬学ー』(2021/04/28 JST 最終閲覧)

*9:伊賀勝美 (2017).「2 -コンパートメントモデルと見かけの酵素阻害活性を仮定した薬物間相互作用の予測法の有用性についての検討」『同志社女子大学学術研究年報』68, 67-80.

*10:武田薬品工業株式会社 2020年5月改訂(第10版)ロゼレム錠8mg