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CE2019/02/25 JST 作成
CE2023/01/07 JST 最終更新
蛭川立

「不思議現象の心理学」 2023年度 講義概要

Anomalistic Psychology

授業概要

呪術・宗教的世界観においては、人間や、その他の動物や、あるいは木や岩などには、霊魂が宿っていると考えられてきた。人間が死ねば、霊魂は肉体から離れ、祖先の世界に行き、あるいは別の子どもの肉体に入って転生する。

やがてインドやヨーロッパで哲学が発達し、科学が発達する中で、肉体と霊魂、物質と精神についての研究が進んだ。しかし、物質や肉体は客観的に研究できるが、精神や霊魂は客観的な科学の対象にはならない。19世紀の西欧では、それでも精神や霊魂を科学的に解明しようとする研究から、心霊研究という分野が発達し、そこから心理学と超心理学が対になって派生した。

心は物質ではないので、原子や分子のように、客観的に観察することができない。しかし、遠い場所で起こった事故を夢に見たり、祈るだけで病気が治ったという報告を、統計的に分析することはできる。このような「超常現象」の研究が進められてきた結果、テレパシーやPK(念力)と仮定される現象が統計的に有意なレベルで作用することが明らかになってきた。しかし、心理現象は物理現象ではないので、示せるのは統計的な傾向だけで、その物質的メカニズムは解明できない。

昔の人々は雷が光り鳴るのを見聞きし、それを「超常現象」だと考えた。科学が発達した現代では、電気は超常現象ではなくなったどころか、もはや電子機器なしの生活など考えられない。同じように、テレパシーやPK(念力)のような「超常現象」も、科学がさらに発展すれば「通常現象」として理解できるようになるのかもしれない。じっさい、20世紀以降に発達してきた量子力学などの現代物理学によって、自然法則に反するような「超常現象」も科学的に説明できるという仮説もある。

いっぽう、人間の認識には、自然現象や心理的経験の中に意味のある因果関係を読み取りたいという認知バイアスが存在する。夢をお告げだと解釈したり、聖地の水を飲んで病気が治ったという解釈の多くは、偶然に対する過剰な意味づけでもある。にもかかわらず、そこに科学的な根拠があると主張するものを、疑似科学という。

しかし、夢で見た出来事と現実の出来事が一致した場合、それを全くの偶然だと証明するのも難しい。社会的な事件の背後に隠された陰謀が存在するといった考えを、事実に反する妄想として完全に否定することも難しい。科学と疑似科学の間に、明確な線引きをすることはできるのだろうか。

また、理屈では当たらないと思いながらも占いを気にしてしまうのも自然な感情であり、こうした認知や思考のパターンには、心の安定や社会の維持、あるいは芸術や宗教などの精神文化の発展といった、積極的な機能もある。

そして、客観的な科学がいくら進歩しても、心や意識のような主観的体験を脳という物質のはたらきに還元することはできない。曲がれという意志でスプーンが曲がったと主張すれば「超常現象」だとしてその真偽が議論になるが、曲がれという意志で指が曲がるのは、あまりにも当たり前の「通常現象」だから議論にもならない。しかし、指を曲げようとしている意識それ自体は、脳ををいくら解剖しても見つけることができない「超常現象」なのである。こうした認識論的な議論にも触れたい。

到達目標

1.一見,不思議に見える現象を解明していくことで,人間の心の働きがより広い視点から理解できるようになる。
2.科学的なものの考え方と,その限界が理解できるようになる。

授業内容

第1回:脳の中の幽霊(全体の展望)
第2回:心霊研究から心理学へ:科学史的背景
第3回:行動主義・統計学超心理学
第4回:因果性・共時性・テレパシー
第5回:呪術的治療とプラセボ(偽薬)効果
第6回:占術の象徴論
第7回:錯覚と幻覚
第8回:認知バイアスと妄想・陰謀論と終末論
第9回:知覚と透視
第10回:運動と念力(PK)
第11回:記憶・予知・自由意志
第12回:現代物理学における心物問題
第13回:意識研究における心身問題
第14回:科学・未科学疑似科学(全体のまとめ)

履修上の注意

必須ではないが,心理学や脳神経科学に関連する科目を履修しておくと,講義は理解しやすくなるだろう。

準備学習

実際の授業内容は,このシラバスに書かれた計画とは多少,異なるものになるかもしれないが,最新の進行状況は別途「蛭川研究室」のブログにアップし,更新していくので,随時チェックすることをお勧めする。
 授業の資料はブログ上にアップしてあり,授業の予定表から資料にリンクが張ってあるので,オンラインでの授業だけでなく,随時,予習も復習もできる。それぞれのページには質問やコメントを書き込むこともできる。ページのURLは科目ごとに異なるが「蛭川」「不思議現象」「2023」などと入力して検索すれば容易に見つかる。

教科書

特に定めない。

参考書

『彼岸の時間-〈意識〉の人類学-』蛭川立(春秋社)2002年(新装版は2009年)
『精神の星座-内宇宙飛行士の迷走録-』蛭川立(サンガ)2011年

成績評価の方法

期末試験または期末レポート(100%)


  • CE2022/12/23 JST 作成
  • CE2023/01/09 JST 最終更新

蛭川立

「身体と意識」 講義概要 西暦2023年度

授業の概要

意識の状態が変われば,それに対応して,経験される現実も変わる。もっともわかりやすい例は,睡眠中に見る夢である。夢の世界では,われわれは,夢の身体を持って行動している。

変性意識状態,つまり日常とは異なる意識状態には,夢のほかに,臨死体験,瞑想体験,精神疾患,あるいは向精神薬の作用など,さまざまな種類のものがある。しかし近代社会では,そうした多様な意識状態は存在しないか,存在しても問題にされないか,精神の異常として処理されがちである。

近代化される以前の多くの社会では,しばしば夢や幻覚と現実との境界が曖昧であった。とりわけ古代インド哲学や仏教思想の伝統では,物質的身体を持って「覚醒」して生きている状態のほうが,じつは夢の中で暮らしているような状態であり,その錯覚から「覚醒」しなければならないとする思想が顕著であった。

いっぽう,近代科学は,脳という物質のはたらきから精神が生み出されると考える。向精神薬が脳内でどのように作用するのかという機序の解明が進み,意識や思考などの複雑な情報処理が,脳内の生化学的な反応として理解されるようになってきた。

さらに現代では情報技術の発展も著しい。人生の三分の一が睡眠時間だということは変わらないが,われわれは「覚醒」しているときでさえ,テレビやスマートフォンの液晶画面の背後に,さらにはVRのゴーグルの中に,あたかも物質的世界が実在するかのように錯覚し,その仮想世界に没入して過ごす時間が増えている。現実と幻覚を隔てる境界の曖昧さは,原始社会や,古代宗教や,あるいは精神病理という特殊な世界だけでなく,近未来社会の日常となりつつある。

到達目標

1.人間の様々な意識状態を,心理学や脳神経科学の観点から理解できるようになる。
2.身体と精神の関係について,比較思想的な観点から理解できるようになる。

授業概要

第1回:胡蝶の夢と水槽の脳(全体の展望)
第2回:神経系の構造と機能
第3回:脳の状態と意識の状態
第4回:睡眠と夢
第5回:明晰夢と睡眠麻痺:夢と現実の狭間
第6回:向精神薬神経科
第7回:精神展開(サイケデリック)体験
第8回:芸術・宗教と精神疾患
第9回:西洋思想における身体と精神
第10回:東洋思想における身体と精神
第11回:輪廻転生と偽記憶
第12回:臨死体験
第13回:瞑想・ヨーガ・禅
第14回:リアリティとバーチャルリアリティ(全体のまとめ)

履修上の注意

必須ではないが,心理学や脳神経科学に関連する科目を履修しておくと,講義内容の理解の助けになるだろう。

教科書

特に定めない。

参考書

『彼岸の時間ー〈意識〉の人類学ー』蛭川立(春秋社)2002年(新装版は2009年)
『精神の星座ー内宇宙飛行士の迷走録ー』蛭川立(サンガ)2011年

成績評価の方法

期末試験または期末レポート(100%)


  • CE2022/12/23 JST 作成
  • CE2022/12/23 JST 最終更新

蛭川立

「フィールド・アプローチ」 西暦2023年度 概要

フィールドワークそれ自体は調査の技法であって特定の研究分野とは独立であるが、とくに文化人類学を特徴づける研究方法論として発展してきた歴史的経緯がある。この授業では、その典型的なモデルとして、都市であるか村落であるかを問わず、研究対象となる人々のコミュニティに住み込んで調査を行うというフィールドワークの方法論を中心に、受講者の希望調査地域を踏まえつつ、教員自身の体験も交えて、少人数での授業を進める。

フィールドワークというのはきわめて実際的な方法であって、演繹的に構成された方法論というよりは、細かい具体的なノウハウの集大成という色彩が強い。理論的な基礎については「フィールド・アプローチⅠ」でも扱うので、この授業ではより応用的な実用性を重視するという観点から、敢えて細かい具体的な技術を題材にとりながら、随時、抽象的な一般論にも触れていくことにしたい。

  1. 調査の目的とビザ、調査許可の取得
  2. 訪問時期(季節、訪問先の暦法と祭日など)
  3. 移動手段(飛行機、船、列車、バス、タクシー、三輪タクシー、自転車、徒歩)
  4. 政情と治安(戦争、テロ、その他の犯罪、軍隊や警察との関わり方)
  5. 衛生状態(食事、風土病、感染症とワクチン、薬、保険と病院)
  6. 言語(現地語、公用語、英語、日本語)、ガイドと通訳
  7. 持って行くものと現地調達するもの
  8. どこに滞在するか(借家、ホテル、ホームステイ、集会所など)、どれぐらいの期間滞在するか
  9. 信頼関係を築く方法、謝礼と土産
  10. 調査方法(参与観察、聞き取り、質問紙など)、雑談の中から必要な情報を引き出す方法
  11. 記録のための機材(ノート、カメラなど)
  12. 調査する側とされる側の年齢・性別・社会的地位などをめぐる関係
  13. 禁忌(聞いてはいけない事柄、行ってはいけない場所、撮影してはいけない事物など)への対応、祭礼・儀礼等への参加
  14. 約束の不確かさ(借りたものを返さない、約束の時間に遅れるなど)、その他のトラブル(人間関係、金銭面など)への対応

(少人数での授業になると予想されるので、内容は履修者の調査対象や具体的な研究テーマに応じて調整したい。)

この授業は、実際に特定の地域(とくに、日本のように政情、治安や衛生状態が他地域に比べて非常に良い社会以外の地域)でのフィールド調査を予定している諸君に対して、各々の対象地域に対応した実際的な技術を伝えることを主たる目的としているので、そのような具体的な調査の予定がない諸君が漫然と聴講するようには計画されていない。なお、担当教員である蛭川が比較的詳しい地域はアジアの東半分~オセアニア中南米に偏っているが、教員一人で全世界のすべての地域について詳しい体験的知識を持つことは困難であることはあらかじめお断りしておきたい。


  • CE2022/12/05 JST 作成
  • CE2023/01/10 JST 最終更新

蛭川立

修士課程演習 西暦2023年度

修士課程のゼミは毎週火曜日の予定で調整中。

2023年度の輪読予定文献について、入学希望者の動向を伺ってみると、昨今のカンナビノイドの流行のせいか、サイケデリックス・カンナビノイドへの関心が高い。

そうすると、春学期に輪読する文献の候補にあがるのは、まず第一に『Psychedelic Drug Reconsidered』である。

サイケデリック・ドラッグ』というタイトルの日本語訳もあるが、訳語に問題がある。

これは、訳者の配慮不足だけでなく、この分野が英語中心に進んできたもので、日本では研究が遅れており、日本語の概念が整理されていないという現状が原因でもある。

そもそも、Psychedelicsという語でさえ、精神展開薬、精神拡張剤などの日本語もあれば、サイケデリックスというカタカナもある。語源のギリシア語に戻れば、プシュケーデリクス、となるはずである。

春学期

  • Blackmore, S., Troscianko, E. T. (2018). Consciousness: An Introduction (3rd. Edition), Routledge.
    • (和訳なし)
  • Godwin, M. (1994). The Lucid Dreamer: A Waking Guide for the Traveler Between Worlds, Element Books.
    • (ゴドウィン, M., 大瀧啓裕(訳)(1997).『夢の劇場―明晰夢の世界』青土社.)
  • Grinspoon, L., Bakalar, J. B. (1979, 1997). Psychedelic Drug Reconsidered (2nd. Edition).
  • Lilienfeld, S. O., Lynn, S. J., Lohr, J. M. (2015). Science and Pseudoscience in Clinical Psychology,2nd Edition
    • (リリエンフェルド, S. O.・リン, S. J.・ロー, J. M., 厳島行雄・横田正夫・齋藤雅英 (訳)(2007).『臨床心理学における科学と疑似科学北大路書房.)

秋学期

  • Bateson, G. (1972). Steps to an Ecology of Mind: Collected Essays in Anthropology, Psychiatry, Evolution, and Epistemology, University of Chicago Press.
  • Campbell, J. (1997). The Mythic Image, Princeton University Press.
    • (キャンベル, J., 青木義孝(訳)(1991).『神話のイメージ』大修館書店.)
  • Scotton, B. W.et al. (1996).Textbook of Transpersonal Psychiatry and Psychology, Basic Books.
  • Leach, E. (1989). Claude Levi-Strauss, Penguin Books.


  • CE2022/12/22 JST 作成
  • CE2023/01/01 JST 最終更新

蛭川立

「問題発見テーマ演習」 2023年度 概要

春学期

問題発見テーマ演習A

問題発見テーマ演習Aでは、人類学と意識科学の基礎を学ぶ。二十年前の出版になるが、拙著『彼岸の時間ー〈意識〉の人類学ー』を輪読する。

秋学期

問題発見テーマ演習B

オーシェイ, M.・山下博志(訳) (2009). 『一冊でわかる 脳』岩波書店.(O'Shea, M. (2005). The Brain: A Very Short Introduction. Oxford, Oxford University Press.)

ブラックモア, S. ・篠原幸弘・筒井春香・西堤優(訳) (2010).『一冊でわかる 意識』岩波書店.(Blackmore, S. (2005).Consciousness: A Very Short Introduction. Oxford, Oxford University Press.)

イギリスで出版されている人文科学系の超小型入門シリーズ「A Very Short Introduction」は、日本語では「〈一冊でわかる〉」シリーズとして翻訳されている。このうち「脳」と「意識」の二冊をテキストにして輪読する。全体として、脳の化学から、知覚や認知、意識と自我、そして夢や変性意識状態へと議論を進める。

予備知識は必要ないが、高校生ていどの生物学の知識があれば、なおよい。

一冊でわかる脳
脳を考える
体液から細胞へ
脳の中の情報伝達
ビッグバンからビッグブレインまで
感覚・知覚・行為
記憶はこうしてできる
一冊でわかる意識
なぜ意識は謎なのか
人間の脳
時間と空間
壮大な錯覚
自我
意識的な意志
変性意識状態
意識の進化


  • CE2022/12/05 JST 作成
  • CE2022/12/22 JST 最終更新

蛭川立

「人類学B」 2023年度 概要

Anthropology B

授業の概要

人間は、解剖学的構造や生理学的機能において他の動物と変わるところはない。しかし人間は、文化を持つ動物である。

群れを作り生殖を行うという動物的な行為を、親族や婚姻といった象徴的な観念によって改めて意味づけし、そして、ときにその観念のほうに束縛される。とりわけ、芸術や宗教などの精神文化は人間に特異なものである。人間だけが歌い、踊り、描き、そして祈る。それは動物的本能からの解放であると同時に、生物としての生存を否定する力にもなりうる。

40億年におよぶ生命史の中で、なぜ人間だけが他の動物とは異なる存在になったのか。その違いはどこから始まったのか。人類学の授業では、人類の進化的な起源をたどる一方で(おもに人類学Bで扱う)、人類の文化を脳の構造や機能という観点からも考察する(おもに人類学Aで扱う)。

人類学Bでは、まず生物と人類の進化史を振り返る。遺伝子の進化、有性生殖の仕組みから、現代の遺伝子解析や生殖技術についても議論する。

また、人間が文化を持つようになり、象徴的コスモロジーによって社会をいかに秩序づけようとしてきたのか、親族と婚姻、儀礼と神話、政治と経済の起源と発展の歴史も考察する。

人類学は「人間」を研究する学問であるが、対象としている「人間」の範囲が他分野より広い。世界各地の少数民族や、遺跡や化石にしか痕跡をとどめていない過去の人々、あるいは近縁の霊長類までも視野に入れる。人類学は自然科学に属する自然人類学と、人文科学・社会科学に属する文化人類学社会人類学に分けられるが、この授業は、学際的な学部の講義である。自然人類学を基盤にしつつ、文化人類学社会人類学の視点も取り入れながら、「人間」総合的にとらえていきたい。
 
なお、現代のグローバル化する社会では、開発と貧困、民族問題と宗教紛争などを扱う応用人類学の重要性が増しつつあるが、それらは、より社会科学的な内容を扱う、別の講義で併せて学ぶことをお薦めする。

対象としている人間集団の範囲が広いため,あまり馴染みのない地域や時代も取り上げるが,おもに蛭川が実際に訪れたことがある社会や遺跡で,Googleマップや調査時の写真・動画とともに,体験談も交えながら講義を進めていきたい。

到達目標

1.人間やその社会を,自然科学と,人文・社会科学の両面から総合的に理解できるようになる。

2.人間やその社会を,他の動物とも比較しながら,進化論的に理解できるようになる。

授業内容

第1回:人類学とは何か?(全体の展望)
第2回:宇宙の進化と生物の進化
第3回:有性生殖と動物の配偶システム
第4回:人類の起源と社会構造の進化
第5回:現生人類の拡散と日本列島民の起源
第6回:親族と婚姻(ブータン雲南、古代日本)
第7回:交換の経済人類学(ミクロネシア
第8回:遺伝子解析と生殖技術
第9回:遺伝子と文化の共進化
第10回:養生と統治の象徴論(古代漢民族
第11回:儀礼コスモロジー(1)(インドネシア・バリ島)
第12回:儀礼コスモロジー(2)(インドネシア・バリ島)
第13回:神話と科学(古代ギリシア、西欧近代)
第14回:人間社会の未来(全体のまとめ)

履修上の注意

高校理科ていどの生物学を知っておくと自然人類学の理解は容易になるが,それ以上に特別な予備知識は必要ない。逆に,文化人類学社会人類学を学ぶためには,身近な社会常識をいったん忘れて,客観的な視点を持つことのほうが重要である。

春学期の人類学Aと秋学期の人類学Bは,内容に重複もあるが,独立の科目である。人類学Aと人類学Bは単独でも受講できる。

授業準備

実際の授業内容は,このシラバスに書かれた計画とは多少変更になるかもしれないが,最新の進行状況はリアルタイムで「蛭川研究室」のブログにアップし,更新していくので,随時チェックすることをお勧めする。

講義の予定表からは授業内容の概要にリンクが張ってあるので,大まかな予習・復習をすることができる。それぞれのページには質問やコメントを書き込むこともできる。ページのURLは科目ごとに異なるが「蛭川」「人類学」「2023」などと入力して検索すれば容易に見つかる。

教科書

特に定めない。

参考書

『彼岸の時間-〈意識〉の人類学-』蛭川立(春秋社)2002年(新装版は2009年)

成績評価

期末試験(100%)


  • CE2022/12/17 JST 作成
  • CE2023/01/09 JST 最終更新

蛭川立