蛭川研究室ブログ 新館 ホームページ

お知らせ 2021/04/06 「2021年度の研究教育活動見通し」をアップデートしました。 2020/11/27 「在宅勤務生活時間割表」を更新しました。 これ以前のお知らせは「過去のお知らせ」をごらんください。 蛭川研究室ブログの構成 蛭川研究室ブログは旧館から、こ…

日記というものを書く実験 ー寝食を中心にー

hirukawa.hateblo.jp 承前昨日は、日記というものを書いてみた。日記というのは、食べものの写真をアップして、それにコメントをつけたりするものが多いが、これはまた、日々の栄養管理という意味も持つ。昨日の日記を見返してみて、改善可能な、いくつかの…

日記というものを書く実験 ー寝食を中心にー

日記というものを書く実験 ー食べものを中心にー

食べものの話題を中心に、日記というものを書いてみる、という作業を、今日も続けることにする。 今朝は8時半にアラームで起こされる。この時間は、入院していたときよりも、かなり遅い設定だが、それでも眠くて気分が悪い。何も薬は飲まずに起き上がり、9…

「不思議現象の心理学」2021/04/16 講義ノート

先週、初回は全体の展望で終わってしまったが、「脳の中の幽霊」という話はどうなったのだろう。今週は、その話をしたい。心という、物質ではないものを、物質と同じように、自然科学的な方法で研究する、心理学という学問がいかに成立してきたか。心理学と…

男もすなる日記といふものを - 日記実験 2021/04/13 -

今朝は二年ぷりに体脂肪率が22%を下回った。 睡眠時無呼吸の治療を続ける中で、成人男性の場合だが、正常値と軽度の肥満のカットオフ値を22パーセントと決めた。これは国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部で行われていた、脳の栄養学的…

「人類学A」講義ノート 2020/04/13

「人類学」とは何か? 公式シラバスからの抜粋 人類学「A」と「B」 SARS関連コロナウイルスと臨死様体験 京都アヤワスカ茶会裁判 まずは初回の授業です。いや、まずは初回の授業である、と、書き言葉にすると、ちょっと堅苦しくなってしまうかな、と思いつつ…

覚書

いままで、ブログはテーマ別の、ツリー上のサブ・ブログに分割していたが、これよりも、恣意的に分割しない、ひとつのブログに記事を集中させ、カテゴリーによってリゾーム状に分類する、というほうが、検索の効率もよいとのではないかと考えるようになった…

「不思議現象の心理学」2020/04/09 講義ノート

さて「不思議現象の心理学」の授業、今日が初回です。教室で、口でしゃべる代わりに、口語体の文字で書きます。ところどころ、日本語としておかしいところもありますが、それも講義口調ということで、御理解ください。今日は、初回なので、ざっと全体を見わ…

オンライン授業の進めかた

オンライン授業の見通し 春学期の授業のうち、蛭川担当の講義科目は、当面、教室には集まらず、オンラインで授業を続けることにしました。昨年度、この方式で行ったところ、教室での授業よりも活発な議論が起こったから、というのが、第一の理由です。毎週の…

【重要】西暦2020年度の研究・教育計画

2020年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)[*1]の影響により、新年度業務の開始が変則的になっている。蛭川が行う研究・教育活動について、とくに例年との変更点について、このページにまとめておく。明治大学としての対応は、随時「新型コロナウイル…

2021年度の研究教育活動

明治大学での授業について 研究室の使用について オンライン化の積極的な意味 感染拡大の防止 家庭内感染 東京都では、3月22日に緊急事態宣言が解除されました。明治大学活動制限指針も、緊急事態下のレベル3から、新年度、4月1日からは、レベル1に引き下げ…

辞書・事典

言語 日本語 古語 方言 敬語 法学 哲学 哲学一般 科学史・科学哲学 心理学 心理学一般 認知心理学 臨床心理学 医学 医学一般 精神医学 看護学 薬学 日本薬学会『薬学用語解説』(オンライン) 日本薬学会(編)『薬学用語辞典』東京化学同人 医薬品 生物学 …

「人類学B」2020年度 秋学期 期末レポート課題

提示された三問から、二問を選択し、それぞれ、解答用紙一枚を超えない範囲で解答してください。いずれも単純な答えの出ない問いかけです。どのような仮説・学説を用いても、どのような結論になってもかまいませんが、議論が、既存の知見をふまえた上で、論…

「身体と意識」2020年度 秋学期 期末レポート課題

授業で扱ったような変性意識体験、たとえば臨死体験や明晰夢や、あるいはVR体験などを2個挙げ、それぞれの体験・現象の概略を記述し、そのメカニズムや意味を論理的に解釈してください。体験・現象の内容と解釈は混ぜて書かずに別個に記述してください。ま…

「VR元年」略史

日本では、2016年が「VR元年」と呼ばれたことがあった。この年に、VR器機が一般消費者向けに普及しはじめた。 第二次VR元年 個人的にも、最初にVR世界に没入したのが、この西暦2016年であった。 Oculus Rift Cv1を用いた三次元宇宙シミュレーション「Mitaka …

【講義ノート】「身体と意識」2021/01/22

身体と意識の、今年度の最終講義です。先週は、バーチャルリアリティーのことを、ずいぶんと駆け足で、早口で喋ってしまいました(→「1月15日の講義ノート」)。身体論や意識科学の授業のはずが、急にVR技術の話になったり、素粒子物理学の話になったり、な…

文明社会の神話的思考

神話的思考はいわゆる未開人に特有のものではなく、科学=技術の発展した現代の都市社会でも、いや、そのような社会であればこそ、なおのこと ―レヴィ=ストロースの言葉を借りれば ― 思考している当事者にも意識されずに、はたらいている。 〈自然〉への回帰…

【講義ノート】「人類学B」2021/01/18

人類学Bの講義は、これで最終回になります。前回の講義では起源神話における<自然>から<文化>の分離という、すこし抽象的でわかりにくい話になってしまいました。今回は最終回なので、半年の授業(→「人類学B 西暦2020年度」)を振り返りたいのですが、…

【講義ノート】「身体と意識」2021/01/15

冬休み明けで、授業再開です。今回と、そして来週、22日で、授業は完結します。VR、バーチャルリアリティーの話の続きでした。寒い日が続くと、人間は元気がなくなり、ウイルスは元気になります。緊急事態宣言の再発令と、先行きの不透明な状況が続きます…

【文献】『サイケデリックスと文化』

サイケデリックスと文化―臨床とフィールドからメディア: 単行本 著者のリスト CE2021/01/13 JST 作成 蛭川立

引用文献の書式について

欧文論文 新書式 旧書式 2020年までの記事では、日本心理学会方式を目安にしていましたが、2021年からは、著者名をすべてフルネームで列挙する書式に変えました。筆頭著者だけは、姓を先にするかどうか、検討中です。 欧文論文 新書式 Hori, Hiroaki, Norie …

【講義ノート】「人類学B」2020/12/21

https://www.meiji.ac.jp/koho/6t5h7p00000vgfy1-att/6t5h7p00001m6udj.pdf 上記リンクの学年暦にありますとおり、この人類学Bの授業も、今回を含めてあと二回となりました。今回から、最終回にかけては、神話という世界観について議論していきます。神話と…

【講義ノート】「身体と意識」2020/12/18

いままでの授業では、抽象的なインド哲学の議論などしても意味がわからない、といった感じでしたから、タイで出家した、という具体的な体験を議論してみたところが、すこしわかりやすくなったようです。とはいえ、いくら写真などを貼りつけても、出家して神…

【講義ノート】「人類学B」2020/12/21

(現在作成中) CE 2020/12/17 JST 作成 蛭川立

カントの道徳律・フーコーの規律(ディシプリン)

hirukawa-notes.hatenablog.jp (承前)朝に弱いくせに、夜になるとまた目がさえてきてしまうのが睡眠相後退症候群の厄介なところである。病棟での生活を内面化しつつ、とにかく毎日、23時には寝て、7時には起きる、という生活を目標にしているが、夜になる…

【講義ノート】「人類学B」2020/12/14

hirukawa.hateblo.jp (承前)今回の授業の内容は、前回の授業の後半部分となります。バーチャル授業ですから物理的時間の制約を受けないのですが、授業中の質疑応答の範囲を決めておくと、受講者の間の問題意識が共有されるというわけです。春学期の授業の…

【講義ノート】「人類学B」2020/12/07

人類学Bの講義ノートです。今週は(一年前の授業と同じで)ミクロネシアから、インドネシアへと南下します。先週までの授業では、オーストロネシア語族というグループの、ミクロネシアのヤップ島の文化を紹介しました。今回の講義では、同じオーストロネシア…

古代インド哲学における心物問題

哲学の起源は古代ギリシアだけではない。古代のインドも、ギリシアと同様、またはそれ以上の思考の体系を作り上げた。ヘレニズム時代には東西の交流があり、古代インドの哲学のほうがギリシアの哲学に影響を与えたという可能性もある。(西洋哲学とインド哲…

【講義ノート】「身体と意識」2020/12/04-11

12月4日の講義資料を、すこしだけ書きなおしました。 タイでの出家 まず最初に、具体的な体験談として「タイでの一時出家」を読んでください。その後、ほとんど同じ内容を『風の旅人』という雑誌に「チェンマイー時間の彼岸ー」というタイトルで書きました。…