意識研究

「不思議現象の心理学」2021/04/16 講義ノート

先週、初回は全体の展望で終わってしまったが、「脳の中の幽霊」という話はどうなったのだろう。今週は、その話をしたい。心という、物質ではないものを、物質と同じように、自然科学的な方法で研究する、心理学という学問がいかに成立してきたか。心理学と…

「不思議現象の心理学」2020/04/09 講義ノート

さて「不思議現象の心理学」の授業、今日が初回です。教室で、口でしゃべる代わりに、口語体の文字で書きます。ところどころ、日本語としておかしいところもありますが、それも講義口調ということで、御理解ください。今日は、初回なので、ざっと全体を見わ…

【講義ノート】「身体と意識」2020/12/04-11

12月4日の講義資料を、すこしだけ書きなおしました。 タイでの出家 まず最初に、具体的な体験談として「タイでの一時出家」を読んでください。その後、ほとんど同じ内容を『風の旅人』という雑誌に「チェンマイー時間の彼岸ー」というタイトルで書きました。…

タイでの一時出家

アジアの近代化と仏教原理主義 タイの一時僧制度 宗教とルサンチマン 自己の消滅あるいは魔境 アジアの近代化と仏教原理主義 タイでは、仏教が国家的に信仰されている。このタイ仏教は、系統的には、初期仏教の流れをくむテーラヴァーダ仏教(上座部仏教)で…

心物問題・心身問題・心脳問題

「心物問題 mind matter problem」は、あまり使われない用語である。むしろ哲学においては「心身問題 mind body problem」(あるいは逆に身心問題)という言葉で多くの問題が語られてきた。しかし、この用語は、問題をむしろある特定の領域に制限してしまう…

【講義ノート】「身体と意識」2020/11/20+27

11月20日朝よりOh-o!Meijiにログインできないという問題が発生していましたが、12時ごろ回復しました。 ディスカッション掲示板はその後、オープンしましたが、ディスカッションをしている時間がじゅうぶんにありませんでした。 27日の授業内容は、20の授業…

【講義ノート】「身体と意識」2020/11/13

(現在、作成中です)臨死体験の研究から、心物問題という抽象的な、哲学上の議論へと話を移していきます。 記述の自己評価 ★★★☆☆ CE 2020/111/10 JST 作成 蛭川立

【講義ノート】「身体と意識」2020/10/30

hirukawa-classes.hatenablog.jp承前。リアルタイムディスカッションは12時30分までを予定していますが、本日16時33分に、明治大学を爆破するという予告が来たようです。www.meiji.ac.jp理由も動機も、なぜ16時33分という時刻指定なのかも、どの地区のどの部…

臨死体験

臨死体験の内容は似通っている 死後の世界か脳内現象か 臨死様体験 向精神薬と臨死体験 精神展開薬 麻酔薬 事後効果 参考資料 臨死体験 NDE: Near Death Experience とは、死に瀕した人が死後の世界を垣間見るような体験のことをいう。 Bosch (1490). Kutsan…

個人用VR器機

没入感を作る仕組み 両眼立体視 加速度センサ ルームスケールでの移動 各種のハイエンドHMD トラッキング スタンドアロンVR HTCとOculus HTC VIVE Oculus/Facebook 解像度と没入感 没入感を作る仕組み 両眼立体視 すこし視点がずれた映像を二種類用意して、…

臨死体験の要素と因子

中核体験 臨死体験尺度 要素体験の因子分析 臨死体験と精神展開体験は似ているが、その内容には個人や文化を超えた、典型的な要素がある。これらの体験要素を定量的に分析するためのスケールが作られてきた[*1]。 中核体験 臨死体験の内容は互いに似通ってい…

「麻薬」を規制する国内法と国際条約におけるDMTの扱い

「麻薬」を規制する国内法と国際条約におけるDMTの扱い 第二次大戦後の国際条約 伝統的使用の留保 植物と茶は国際条約では統制されない 日本における法的規制 『薬草協会』の見解 麻薬「製造」の定義 厚生労働省の見解 「脳内麻薬」は「麻薬」の「所持」なの…