蛭川研究室

蛭川立の研究と明治大学での講義・ゼミの関連情報

「身体と意識」2021/11/12 CE 講義ノート

大学内外、公私にわたり多忙にて、かなり疲れてしまい、夕刻のゼミの後は、ずっと寝込んでいました。目覚めると四時。そして情念と解脱の女流作家、瀬戸内晴美瀬戸内寂聴が99歳で遷化されたという知らせを受けました。

5年前、寂聴尼が全身麻酔を受けて臨死様体験をしたことについての記事「臨死体験・麻酔薬」を書き直そうとしていたときでした。

これの元の全体の記事は「臨死体験」です。臨死体験とは、死に瀕するようなときに起こる、死後の世界を垣間見たような、夢のような体験のことですが、その他、発熱や高山病、麻酔、精神展開薬(サイケデリックス)の服用によっても、似たような体験、臨死様体験をすることからして、死という体験だけでなく、様々な場面で起こる脳内の情報処理のパターンのことだと広く捉えることもできます。

詳しくは記事を読んでください。かなり長い記事です。今日は起き出してきてからこの文章を書きましたが、もう5時半になってしまいました。いったん寝ることにします。