この記事は常に書きかけです。
西暦2023年度に開講される人類学Aの公式シラバスについては「『人類学A』西暦2023年度 概要」を参照されたい。重複するようだが、こちらのページでは毎週のじっさいの講義計画をリアルタイムで更新していく。授業はライブであり、シラバスどおりには進まない。受講生からのフィードバックや時事的な話題なども考慮しながら進めていく。
文理の学際領域としての人類学
学部の1・2年生向けの講義は「人類学A」と「人類学B」である。春学期の「人類学A」と秋学期の「人類学B」は独立の科目だが、人類学は文理融合の総合科学であるという主張は「人類学の科学史的位置づけ」に書いたとおりだが、二つの授業は、いずれも自然人類学の話から始めて、社会人類学・文化人類学へと発展させていくという構造は続けたい。
「人類学A」は自然科学的な基礎知識として、脳神経科学を概観し、神経伝達物質、精神活性物質、そして芸術や宗教などの精神文化を論じたい。
進行計画
| 04/06 | (学習指導期間) |
|---|---|
| 04/13 | 概論と展望 |
| 「京都アヤワスカ茶会事件」 (ポストモダン的社会状況における人類学の役割) |
|
| 「人類学の科学史的位置づけ」 | |
| 04/20 | 「アマゾン先住民の精神文化と薬草」 |
| 脳の構造と機能 | |
| 「ヒトの脳の構造」 | |
| 「神経伝達物質と精神活性物質」 | |
| 「精神活性物質の民俗分類」 | |
| 04/27 | 脳の進化と精神文化 |
| 「神経系の系統発生と個体発生」 | |
| 「化石人類の芸術文化」 | |
| 05/04 | (休講) |
| 05/11 | オーストラリア |
| 「オーストラリア先住民の親族構造」 | |
| 「オーストラリア先住民美術と現代美術」 | |
| 「精神疾患と創造性」 | |
| 05/18 | 中米 |
| 「世界の精神文化と精神展開薬」 | |
| 「中米先住民の精神文化と精神展開薬」 | |
| 05/25 | アンデス・アマゾン |
| 「アンデス先住民の薬草文化」 | |
| 「アマゾン先住民の精神文化と薬草」 | |
| 「文化としての勤勉」 | |
| 「生業と労働時間」 | |
| 06/01 | ブラジル |
| 「ブラジルの多文化主義とシンクレティズム」 | |
| 06/08 | 北インド・ネパール |
| 「大麻とカンナビノイドのことなど」 | |
| 「カンナビノイドの生化学」 | |
| 「アサの起源と伝播」 | |
| 「アサ(大麻)の精神作用と文化」 | |
| 「ヨーガと瞑想」 | |
| 06/15 | タイ |
| 「タイでの一時出家」 | |
| 06/22 | 日本列島 |
| 「日本列島の歴史年表」 | |
| 「縄文文化と美術」 | |
| 06/29 | 「日本列島の精神文化史」 |
| 07/06 | 「沖縄のシャーマニズムと世界観」 |
| 07/13 | モンゴル |
| 「モンゴルー宗教文化の復活ー」 | |
| 07/20 | 全体のまとめ |
| 「統制と禁制の社会史」 | |
| 07/27 | (定期試験) |