「不思議現象の心理学」講義計画

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講義概要

講義は心理学の歴史を辿るところから始めたい。肉体の死後も霊魂は残るのか?という素朴な問いかけを発端にして、心霊研究から心理学という科学が分化してきた過程でもある。これで講義2回ぶんである。

現代の心理学の基本的な方法論は統計学である。超常現象を扱う超心理学の基本も統計学である。超心理学は超心理現象を、ESP(テレパシーなど)とPK(念力)に分類し、統計的な実験を進めてきた。これで講義3回ぶんぐらいになる。

超心理現象を扱うにあたっては、精神疾患疑似科学との見きわめも必要になる。錯覚、認知バイアス陰謀論と終末論、精神病と神経症、因果性と共時性といったテーマにも触れる。そもそも、科学と疑似科学の間には線引きができるのだろうか。これで講義4回ぶんぐらいに相当する。

とくに、「予知」と「念力」は物理学の基本法則に反するような現象だが、これは量子力学のような現代物理学によって説明できるとか、それもまた疑似科学だという論争がある。これで講義2回ぶんぐらいである。

さらに、精神と物質の問題を整理するためには、インドやヨーロッパの哲学が心身問題や心物問題と呼んできた普遍的な問題に行き当たる。これを議論するのには講義2回ぐらいは必要だろう。

講義計画

第1回 脳の中の幽霊(全体の展望)
第2回 心霊研究から心理学へ:科学史的背景
第3回 心理学と統計学
第4回 因果性・共時性・テレパシー
第5回 ヒーリングとプラセボ(偽薬)効果
第6回 錯覚と認知バイアス
第7回 陰謀論と終末論
第8回 精神疾患と幻覚・妄想
第9回 知覚と透視
第10回 運動と念力
第11回 記憶・予知・自由意志
第12回 心物問題・心身問題と意識科学
第13回 現代物理学の世界観
第14回 科学・未科学疑似科学(全体のまとめ)