蛭川研究室

蛭川立の研究と明治大学での講義・ゼミの関連情報

【講義ノート】「身体と意識」2021/01/22

身体と意識の、今年度の最終講義です。先週は、バーチャルリアリティーのことを、ずいぶんと駆け足で、早口で喋ってしまいました(→「1月15日の講義ノート」)。身体論や意識科学の授業のはずが、急にVR技術の話になったり、素粒子物理学の話になったり、なぜかインド哲学の話になったり、話が飛び飛びで、よくわからなくなってしまったかもしれません。これは学問の最先端で試行錯誤が進んでいるということでありまして、そこはご了承ください。

半年の授業を振り返る

半年かけて、臨死体験向精神薬などの、怪しげな話や、昔のややこしい哲学の話をしてきたのですが、それが、現代の問題、とりわけ情報技術の進歩が人間のありかたを変えていくという、そういう問題にもつながっているのだというお話をしたかったわけです。

毎週、決まった時間に仮想教室を開いていますが、一方的な講義というよりは、質疑応答の時間にしてきました。今回は、今までの、身体と意識という授業の、全体にかんする質疑応答にします。今までの授業内容については「身体と意識 西暦2020年度」から辿ることができます。

期末レポートについて

教室での期末試験は行いません。その代わりに、Oh-o!Meijiシステムを通して期末レポートを提出してもらいます。レポートの課題は「『身体と意識』2020年度 期末レポート課題」にもアップしておきました。

レポート形式については細かい問題がいろいろありますが、蛭川担当科目のFAQのページの「期末レポートについて」にも目を通しておいてください。



CE2021/01/20 JST 作成
CE2021/01/26 JST 最終更新
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