シャルル・ボードレールの著作の大半は、ウィキソースにアップされている。
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日本語に訳されたものについては「シャルル・ボードレール 翻訳作品集成」に詳細なリストがある。
アルコール・オピオイド・カンナビノイド
ハシシ、阿片、酒のいずれが芸術的創造性を解放するのか、ボードレールは体感を比較している。ボードレールはカンナビノイドよりもアルコールのほうが創造的だと結論づける。(カンナビノイドは感性を鋭敏にするが、美に対しては受動的になる。アルコールは感情を解放するため、内的な感覚を表現する手段として有効なのだろう。)
- Du vin et du haschisch(1851)(個性を倍化する手段たる酒とアシーシュとの比較)
- Le Poème du haschisch (1858) (アシーシュの詩)
- Les Paradis artificiels: opium et haschisch(1860)(人工楽園―阿片とアシーシュ―)
- Un Mangeur d'opium(1860)(阿片吸飲者)
リンク先はフランス語の原文。角川文庫の『人工楽園』に以上四点の和訳がまとまっている。