「記述の自己評価」について

必要におうじて、記事の完成度、信頼度を自己評価しています。

★★★★★
学術論文レベル。過去の先行研究を踏まえた、学術的でオリジナリティのある議論。
 
★★★★☆
一般向けの著書として出版しているレベル。専門家によるチェックを受けておらず、学術的な根拠や、考察の論理的な展開が不足しているところがある。
 
★★★☆☆
思うところを書きつらねたエッセイ。学術的には不完全で信頼性はあまり高くない。
 
★★☆☆☆
草稿。内容としても文章としても未完成。あるいは既存の研究の単なる引用。この場合、引用されている既存の研究自体の信頼性が低いわけではないので、かならずしも資料として不十分なわけではない。
 
★☆☆☆☆
たんなる覚え書き。

あくまでも「自己評価」です。自分の書いたものの正しさを自分で評価することなどできません。しかし逆に、どのていど「手を抜いた」のかは、自分でもわかりますから、その自己申告です。

大学での講義資料としても使っていますが、不足しているところは口頭で補います。必ずしも学術的な厳密さがあるわけではありませんが、ただし、引用している資料は、できるだけ信頼できるものを選んでいるつもりです。

過去に公表した文章を再録しているものについては、原文のままアップしています。必要に応じて、文末に「解題」をつけ加えています。

内容が不完全であるがゆえに、誤りの指摘や疑問点などのコメントを歓迎します。コメント欄に書き込んでもらっても良いですし、電子メールでお送りいただいても結構です。

総じてブログなどネット上にアップされている文章の大半は、個人的に思うところを書き綴ったエッセイのようなものです。学術論文のような査読を経ておらず、著書のように編集者のチェックも受けていないものが大半です。しかし、そうしたプロセスを経て公表された文章よりも、著者の率直な本音が表現されているという面白味もあります。また、ブログのコメントなど、読者からのフィードバックを受けながら動的に書き換えられ続けるところが、Web(2.0)情報の特徴(特長)だともいえます。



CE2016/05/12 JST 作成
CE2021/04/28 JST 最終更新
蛭川立