インド哲学・仏教思想

「身体と意識」2021/10/08 講義ノート

小僧(一)「風が吹いているから旗が揺れているのだ」 小僧(二)「風が揺れているから旗が動いているのだ」老師「揺れているのは君達の心だ」 これは、昔の中国の禅宗の高僧、六祖慧能の言行録である『六祖壇経』という本に書かれている逸話です。まあ、私…

「人類学A」2021/07/13 講義ノート

来週で最終回になりました人類学Aの授業ですが、今回は、まずは、私じしんがタイで出家した話(→「タイでの一時出家」)を読んでください。人類の精神文化のうちで、もっとも人間らしいものは宗教だといえます。ただ、科学が進んだ社会では、昔の宗教はあま…

古代インド哲学における心物問題

ローカーヤタ(順世派) ヴェーダーンタ哲学 サーンキヤ哲学 仏教 【追記】インド六派哲学の基本文献とその和訳 【追記】動画によるインドの歴史地図 哲学の起源は古代ギリシアだけではない。古代のインドも、ギリシアと同様、またはそれ以上の思考の体系を…

タイでの一時出家

アジアの近代化と仏教原理主義 タイの一時僧制度 宗教とルサンチマン 自己の消滅あるいは魔境 アジアの近代化と仏教原理主義 タイでは、仏教が国家的に信仰されている。このタイ仏教は、系統的には、初期仏教の流れをくむテーラヴァーダ仏教(上座部仏教)で…