2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「身体と意識」2021年度 秋学期 期末レポート課題

授業で扱ったような変性意識体験、たとえば臨死体験や明晰夢や、あるいはVR体験などを2個挙げ、それぞれの体験・現象の概略を記述し、そのメカニズムや意味を論理的に解釈してください。体験・現象の内容と解釈は混ぜて書かずに別個に記述してください。ま…

「身体と意識」2022/01/21 CE 講義ノート

「身体と意識」の最後の授業の概要です。まずは「仮想現実と心物問題」を読んでください。私もこの分野に関心を持ち始めたのは最近で、この記事もまだあまりまとまっていないのですが、以下は先週の講義ノートの繰り返しです。まずは「目の前に見えている世…

「人類学B」講義ノート 2022/01/18 CE

最終回です。公式のシラバスとは進行がすこし変わってしまいましたが、全体をまとめたいと思います。最初は、生物の進化、人類の進化というお話をしました。自然人類学の基本は、人類進化の研究です。それから、親族と婚姻、これは社会人類学の基本テーマで…

「身体と意識」講義ノート CE 2022/01/14

先週の講義ノートをもう一度貼り付けておきます。hirukawa.hateblo.jp先週は古代インド哲学という、おそらくあまり馴染みのない分野を扱いまして、すこしわかりづらかったかもしれません。日本は仏教という形でインドからの哲学を輸入したのですが、それと明…

「人類学B」2022/01/11 CE 講義ノート

来週が最終回で、今回は最後から二回目です。まずは、前回の授業のノートを貼り付けておきます。hirukawa.hateblo.jp入れ子が二重になってしまいましたが、前々回、前回と、あまりコメントが出てきませんでしたし、前回以前の授業を振り返りましょう。掲示板…

【資料】ドゥルーズ(Gilles Deleuze)

資料サイト 研究室の蔵書 資料サイト ドゥルーズの著作とその邦訳については、ドゥルーズ(Wikipedia)のほか、以下のサイトにも詳しくまとめられている。 「ドゥルーズの著作リスト」 研究室の蔵書 日本語に訳出されている著作のうち、河出文庫に収録されて…

「敗北」の文学と聖性のサイバネティックス

hirukawa.hateblo.jp 承前。 1923年に書き始められ1927年に絶筆となった芥川龍之介の『侏儒の言葉』には「理性のわたしに教えたものは畢竟理性の無力だつた」[*1]。と遺されている。「理性の無力」とはつまり〈自我〉にたいする〈自我〉の敗北であり[*2]、宮…

「人類学B」2021年度 秋学期 期末レポート課題

提示された三問から、二問を選択し、それぞれ、解答用紙一枚(裏表二面)を超えない範囲で解答してください。いずれも単純な答えの出ない問いかけです。どのような仮説・学説を用いても、どのような結論になってもかまいませんが、議論が、既存の知見をふま…

【資料】フーコー(Michel Foucault)

資料サイト 研究室の蔵書 主要な著作 論考集 その他 資料サイト フーコーの著作とその邦訳については、以下のサイトに詳しくまとめられている。 立岩真也「Foucault, Michel ミシェル・フーコー」 「ミシェル・フーコー」『ameqlist 翻訳作品集成(Japanese T…